「ああん、もう自分を抑えられないの!お願い、私をめちゃくちゃにしてえっ!会長~!!」
「・・・別にいいけど?」釘を打つ手を止めて会長が振り返る。
「や、ちょっと困る。」
             ~新鳥社刊「理性と欲望のあいだに」より抜粋~

いやあ、しかし忙しい。覚悟はしていましたけれども、修理やらなんやらで午前様となる日も多いです。やはり書類に受かったことで生じるプレッシャーみたいなものもありますし、踏ん張りどころですね。老体に鞭打って頑張ります。
さて次回吉Gですが、当初30日の予定でしたけれども部材の発注ミスなんかがありまして、多少遅れそうです。GWですので多少は融通が効くのはありがたいですね。7日の試験飛行にはきっちり仕上がった状態で臨めるようにしたいところです。

今日菊谷や鈴木に話を聞いたところ、
「バードマンニッキですか?軽い話のときは読んでますが、なんか重いテーマを長々と語ってるときは読み飛ばしますね♪」
ということだったので、本日は「軽い」ことについて、長々と重苦しく語ってやろうと思います。

ご存知の通り、軽量化は我々の最重要命題です。1gでも軽い機体を作ることが、ロングフライトに繋がるからです。
しかしこのことは非常に難しい点で、軽量化が必ずしも良いことではないという見方も多分にあるわけです。
分かりやすい例を言うと、長野五輪スキージャンプ金メダルの原動力となった船木選手。五輪後のルール改正で小柄な日本選手は不利になったのを受け、日本は彼の体重を落とし軽くすることで飛距離を伸ばそうとしました。指示に従い船木選手は十キロ近い減量に成功します。しかし、そのことによってジャンプの脚力も大幅に減少、結果としてあまり記録を伸ばすことはできませんでした。

我々も、パイロットの減量は筋力と持久力低下につながり、機体の減量は耐久性を失い悪条件に弱くなる危険性があります。軽量化は最高性能を引き上げる代わりに、汎用性を失っていく諸刃の剣だといえるでしょう。
一昨年の大会では、日大を始め多くのチームがポテンシャルの高さを見せつけました。しかし、去年の大会では逆に、その脆弱さも浮き彫りになりました。
太平洋戦争初期、その軽さをもって圧倒的性能を誇ったゼロ戦も末期には米機に後れを取ったように、人力機も軽量化のみではいけない時代となりつつあるんではないでしょうか。

しかし今年の片平にしろ来年の菊谷にしろ、体重に差はあれ非常に「軽い」奴であるというのが、かなり不安であるわけですが。バードマンニッキをもっとちゃんと読んで、重みのある人間になりなさい。
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重い・・・んですかねやはり。まあ軽い話ばっかでもいいかなとたまに思うんですが、きちんとしたこと書いたときに反応してくれる人もいるので、まあ半々くらいで書くよう心掛けているんですが。

ニッキにしろ飛行機にしろ、重すぎず軽すぎずがベスト、ということで。