三課長のバードマンニッキ

京都大学バードマンチームShootingStars在籍時の、人力飛行機制作に打ち込むさまを赤裸々に綴ったブログ、 になる予定が自分の趣味丸出しになったブログです。 もとのブログが潰れて以来放置していましたが、なんとなく思い立ったので引越しして復活させました。修正・更新はしませんが良ければ御覧ください。 これで携帯にも対応です。 時系列順になっていますので、一番古い記事の人物紹介を一読頂くと他の記事がわかりやすいかと思います。

2005年02月

↑から読んでね

それでですね、結局何が言いたかったかというと。

旅には二種類あると思うんです。
スキーに行ったり、遊園地で遊んだりといった「動」の旅と、
温泉地に行ったり、景色や寺社仏閣を見に行く「静」の旅。
まあ若い人的な「動」と年寄り的な「静」とも言えますけれども。
私が今回行くのも「静」の旅な訳ですが(うっさい「あーやっぱり」とか言うなコラ。そもそも一人旅で遊園地とか行ったらそれはそれでダメダメやぞ)、うちのサークルはやっぱり「動」型が多いでしょうか。ウメハラや竹田辺りは「静」型ですが、あれは身体的問題が多分に関与している感が・・・。

しかし、イメージ的に「動」だったり「静」だったりはしても、実際はそうでもないケースも多いですよね。遊園地はメリーゴーランドとか乗ってる分には疲れませんし、いい景色を見るためには山登りやらなんやらしないといけないことも多いです。
旅というのはやはりストレスをなくすという側面が強いですから、むしろその観点で、キャーキャー騒いでストレス発散する「動」か、のんびりほえ~っとしてストレス解消する「静」か、という感じになるでしょうか。

さて、そういう観点で普段のサークルを見てみましょう。
会長、市場、リンダ(典型的「動」型)
「えー、それではミーティングを始めます」ガヤガヤ←リ&市
「まず主翼・・・」わいのわいの←リ&市
「リブ・・・が・・・」きゃぴきゃぴ←リ&市&加わりたそうなウメ
「・・・リンダ、市場、ちょっと。」(手招き)
―この作品にはグロテスクな表現が含まれています―

私、ユキオ(典型的「静」型)
「ちょっと三課長~?ユキオ~?」
『ん?』
「前縁切りだしどうなった?」
「・・・あー。」
「忘れてた~。」
「・・・二人ともちょっと。」(手招き)
―この作品はイラク問題の平和的解決を願っています―

・・・なんだ、普段から普通にストレス発散できてましたねぇ~(会長が)。 続きを読む

三課長道中記

唐突ですが、旅に出ます。探さないでください。
・・・ま、誰も探してくんないでしょうけど。二泊三日だし。
旅はいいものですよね。車や電車でゆったりと、いつもとは違う場所を訪れる・・・。

京都駅から鈍行に乗り込む。これから何時間もの長旅である。行き先が田舎なためか、乗客もまばらだ。窓際のボックス席に腰掛ける。
荷物を網棚において落ち着くと、手荷物から小説を取り出す。買いはしても、時間がなくてこういう時でなければなかなか読めないものだ。
電車が走りだす。少しだけ外の景色を眺めてから、本へと目を落とした。
「・・・あの、向かいの席、空いてますでしょうか?」
視線だけを上げてみると、私と同じように大きな荷物を持ち、通路に立った女性が尋ねてきていた。軽い笑みと手振りだけで、どうぞ、と示す。彼女は一礼し、向かいに腰を下ろした。
私は文庫を読みながら、少し視線をずらして彼女を観察してみる。
年のころは私より少し上、二十代後半くらいだろうか。肩口まで伸ばした髪と、落ち着いた服。薄く化粧した整った顔立ちが、窓の外を眺めていた。ふいにこちらを見た彼女と視線が合う。薄笑みを浮かべた彼女から、私はあわてて視線をそらした。
しかしこんな時期に電車で一人旅だろうか?私のような暇な大学生ならばともかく、世間では普段日のこんな平日に、大人の女性が旅行と言うのも妙な話だが。まさか今時傷心旅行というわけでもあるまいに。
もう一度本から視線を外すと、こちらを見ていた彼女と唐突に目が合って驚いてしまった。だが彼女は、私と違い視線が合っても、動揺せず落ち着いたものである。
「あなた『も』・・・お一人でご旅行ですか?」
ふいに尋ねてくる彼女。・・・ことさらに「も」を強調したように聞こえたのは気のせいだったろうか。
え、ええ、と生返事を返しながら、そのとき私はなんとなく、今回の旅行の予定は大幅に狂うことになりそうだ、となんとなく感じていた・・・。

なんてことはねえよ?ウメミツ。

「電車で向かいの席にかわいい子が一人で乗ってくるなんてことはねえぞウメミツ。」とだけ書くつもりが何でこんなに長くなるんだろう・・・。
ぜんぜん主題に入れてないので次回に続く。 続きを読む

三課は住所不定

何でも、某IT企業は、各部署で個人個人の机があるというシステムをなくし、ネットカフェのように各机に電源とLANだけがあって、どこでも誰とでも仕事できるというシステムを採用しているんだそうです。部署ごとの敷居をなくす企業は多いですが、ここまでやるのは凄いなあ、という感じです。
無論ノートパソコンだけである程度仕事をこなせる情報系の企業ならではのことだとは思いますけれども、実際それなりに効果は上がっているみたいですね。省スペースにもなるみたいですし。でも、自分の物がパソコン一台と言うのも、なんとなく不便な気はしますけれども。

アメリカなんかでは逆に、完全に個人個人を分けるブース式のとこが多いですよね。やはり自分の物と言うのは置いておきたいですし、一人で黙々とやったほうが集中できると言うのは、判る気がします。ただ、逆に周りから見えないことで、効率は落ちるかもしれませんよね。周りの目があるから仕事がはかどる、というところもありますし。
一長一短な所はありますね。

我々が仕事を選ぶ際は、どうしても職種が第一になりますので、職場のスタイルと言うのは二の次になってしまうんでしょうが、やっぱり個人個人合った仕事の形と言うのがあるんでしょうし、むしろ長く働くことを考えるとそちらを重視して仕事は選ぶべきなのかもしれませんねー。

しかしですね、我々京バは双方の利点を加味したワーキングスタイルであるわけですよ。基本的には机は誰でも好きな場所を使えますが、工具だとか各自の私物もある程度各所においてあります。ある程度フリーでありながら各個も尊重という、まさに次世代的とも言うべき画期的なシステムを
狭いだけじゃん・・・ 続きを読む

しらはまのおもいで

きのうは、しらはまのひこうじょうをけんがくにいきました。
なぜかというと、いつもいっているかさおかのひこうじょうがつごうがわるいから、かわりのばしょをさがすためです。なんでつかえないか、というのは「おとなのじじょう」らしいのでよくわかりません。

そんなわけで、かいちょう、かたひら、ヤスハラと4にんでしらはまへいってきました。
しょじきんはぼくとヤスハラが2まんきょう。かたひらが3000、かいちょうが1000でした。なつやすみのしゅくだいよりひどいけいかくです。
しらはまは、きょうとからはくるまで3じかんはんほど、わかやまけんにあるおんせんちとしてゆうめいなところです。でもみちはすかすかでした。あまりにすかすかなのでついついあかしんごうもみおとしがちになるのはしぜんのせつりですね。
日をまわったあたりでくうこうにはついたのですが、とうぜんまだもんはひらいていません。うろちょろしてみましたがくらくてよくわからなかったので、とりあえずコンビニのちゅうしゃじょうでいちやをあかすことにしました。
ぼくはよいこなのではやめにねたかったのですが、ヤスハラが「ねむれないんでしりとりしましょうよ」とはげしくもとめてきたのでねむれませんでした。じんめいしりとりで、しょうじきしょっぱなからヤスハラが「プリンプリンのうなかとう」とかいいだしたじてんでかなりてんしょんさがって、あさまで「けんどーこばやし」やら「ぽーるまき」やらしんけんになやんでいたのはどうかとおもいましたが、ぼくはこどもなのでよくわかりません。

けっきょくいっすいもできないままそとはあかるくなり、ヤスハラもねてしまいました。あさ、きょてんにできそうなこうえんをみてまわります。こうえんはなんかチャボがいっぱいいるこうえんでした。かいちょうはいやそうでしたが、あさのめざましとあさめしにはこまらなそうです。うみぞいでたいへいようがいちぼうでき、かんこうちらしく、けしきはすごくきれいでしたが、ヤスハラはねていました。
P2170004.jpg

平仮名はそろそろ読みにくくなったので普通に書こうかとおもいます。だったら最初からそうしろよというのは言わないお約束です。
空港は使いたいとおもっている旧滑走路と、普通に国内線の出ている新滑走路があります。朝になったので駐車場に車を止め、新滑走路のほうの管制塔とかを見てきました。朝、空港がまだ開いてないような時間から空港の周りをうろちょろする姿は職務質問されてもおかしくありませんでしたが、会長が怖かったのかセーフでした。
少し上がったところには空港公園という場所があり、空港の景色が一望できました。景色の点では文句なしです。
P2170035.jpg

旧滑走路を見せてもらうのはお昼からと言う約束だったので、それまで昼寝タイムです。三人とも爆睡でしたが、少しすると前でヘリや飛行機が爆音をたてて離陸着陸するのでうるさくて眠れず、車の前を通る人通る人「なんだこいつら?」と言う顔で見ていくので、いたたまれなくて一人で風景写真を撮りにいってました。きれいでしたね~。
P2170029.jpg

空港に入れてもらい、状況チェック。広さは文句なしで、路面も割と綺麗で、高低差もほとんどありません。が、写真でもわかる通り、海沿いなのはやはり厳しいですね。いった日は一日通して気速4以上の風が吹いていました。季節や日によるんだとはおもいますが、かなり危険な気はします。
P2170051.jpg


試験飛行をすることになった場合、重要なのは周りの施設。特に食。
片平いわく、和歌山は「日本一コンビニの少ない県」らしく、期待していなかったのですが、道すがら10件ぐらいありました。コンビニ大国万歳。そしてお勧めなのが「とれとれ市場」。別に市場が取ったわけではないです。海沿いゆえの利点ですね~、安くて美味い魚介類。ここは何故か肉や野菜もあるので、そのまま外でバーベキューが出来ます。ATMもあるので所持金が1000円でも安心です。
P2170036.jpg

そしてやはり温泉街ですから、体の疲れを取る温泉も重要っすよね~。うへへ。
さあ、これが会長の入浴シーンだ!!

<エラー>

・・・ん?あ、そうか、一つの文で使える写真は5枚までだった、ざんね~ん。
私は正直疲れ切ったので車で休んでたんですがね、出てきた片平が「なあなあ、綺麗なおねえちゃんとか入っていかんかった?」と顔を上気させて聞いてきたのにはちょっと引きました。中途半端なボケは身を滅ぼすと言うことを身を持って知るといいと思います。まあ私はいまだにわかってないですが。

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別に会長が番鳥というわけでは・・・

「名は体を表す」とはなかなか言い得て妙な言葉です。動植物名など元からその特徴に基づいて名前がつけられているものもありますが、人など、つけられた名前に後から性質が近くなっていくという例も多いように感じます。うちのサークルで言うなら、林田高志は確かに高い志を持って京大に入ってきましたし(笑)、ミイこと稲川雅之君も極めて雅やかな人物となっています(ヨイショ)。

しかし、よいイメージではあっても、ありふれた名前というのは、やはり当人にとっては少々物足りなく感じるのかもしれません。去年、女の子の新生児の名前で一番人気だったのは「さくら」だったそうですが、春咲き誇る桜のように、美しく暖かな人に育って欲しい、という想いはわかりますけれども、逆にそういった名前はみんなに支持されやすいぶん数が多くなり、オリジナリティーが少なくなってしまうので、多少面白みに欠けるという面はあるかもしれません。実際、少し前の悪魔ちゃんのように、最近では珍しい名前になる人が増えてきているようにも感じます(まあ独創的過ぎるのも多い気はしますが)。小野妹子とか、藤田田(前Mクドナルド会長)のなどのように、インパクトのある稀有な名前の方が、私たちの頭に残りやすいということはあるでしょうしね。

そういった点で、やはり皆の心に残るものにしたい我らが機体名。本日のミーティングで、ついに今年度の名称が決定しました!
機体名は「鷭(ばん)」。
今年からスタイロが黒くなったため機体は全体的に黒い機体となります。それにあわせ、黒い鳥の名前をセレクト。ただカラスとかではあまりイメージよくないですし、先駆者もいますので、長距離を飛んで欲しいという願いを込めて、珍しい渡り鳥である鷭をセレクト。
バンというのは短くて勢いのある名前ですが、それによって、われわれの毎年の課題である離陸が、バン!と勢いよく、うまくいって欲しいという願いも込めています。

というでっち上げを今考えてみましたが。ほんとはよく行く安くて多い定食屋の名前です。ものすごく早く決まりました。出会いはいつも突然ですな。

決まったときはこんな唐突でいいんかな-とも思いましたが、まあ確かに呼びやすく覚えやすくそれなりにインパクトもあって、いい名前かもしれません。まあともかく大会当日の琵琶湖の空を、鷭が高く舞ってくれればバン万歳というところですね。

でもデロリアンもよかってんけどなあ・・・ 続きを読む
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